タロットカードに興味を持っているけれど、「難しそう」「どこから始めればいいの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
でも安心してください! タロットは独学でも十分に学べます。
この記事では、実際に独学でタロットを勉強したわたしが、占えるようになるまでにやったことを紹介します。
なんとなくカードの意味がわかるだけでなく、占いが「当たった!」と感じられるレベルまでの勉強方法を紹介します。
タロットに興味はあるけれど勉強方法がわからない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
タロットを独学で学ぶための準備
ここではタロットを独学で学ぶための準備を紹介します。
カードを用意する
タロットの独学をはじめるために、まずはカードを用意しましょう。
おすすめは定番のウェイトタロットです。
解説書もウェイトタロットのカードが載っていることが多いので、一番おすすめです。
絵柄が苦手ならほかのタロットでもOK
わたしがタロットの勉強をはじめたころは、死神やソード10の絵柄が苦手で「怖い」と感じていました。
ソード9 | ソード10 | 死神 |
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ウェイト版の絵柄が特に苦手だったので、購入するのに抵抗がありました。
なので、最初に買ったのは絵柄がかわいい白猫タロットでした。
タロットの勉強は白猫タロットでも十分でしたが、慣れてくると絵柄の意味がはっきりしているウェイト版の方が読みやすそうだと感じるようになり、ウェイト版も購入しました。
タロットになじむまでは自分に合うタロットを選ぶのもおすすめです。
慣れてくるとウェイト版の方が読みやすいので、最初からウェイト版を買うのもアリです。
好みに合ったタロットを選びましょう。
解説本を用意する
タロットの独学をはじめるときは、解説本を用意しましょう。
タロットの解説書はたくさんの種類があるので、本屋で内容を確認してから購入するのがおすすめです。
どの本も基本的な意味の解説は同じですが、細かい解説が著者によって異なります。
何冊かのタロット本を持っていると、見比べて勉強できるので便利です。
初心者におすすめなのは、『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』です。
カードの意味の解説が独特なところはありますが、リーディングの解説はとてもわかりやすいです。
この本と、基本的なカードの意味の解説が載っている本をセットで勉強するのがわかりやすいと思います。
実際に勉強したタロット本は?
わたしが実際に使ったタロット本は、『タロットバイブル』という本です。
同じタイトルの本が出ていますが、わたしが使っていたのはガイアブックスから出ている本です。
著者が外国の方なので翻訳文がやや独特ですが、さまざまなスプレッドが載っていて便利です。
3~5枚程度で占うスプレッドもたくさん紹介されているので、今でも使っています。
カードの意味を理解するために使った本は、藤森緑さんの本です。
ほかにも数冊の本を読みましたが、初心者の方には『ザ・タロット』がわかりやすいのでおすすめです。
藤森緑さんは恋愛占いの解説がとてもわかりやすいので、恋愛をメインに占いたい方に特におすすめです。
記録を残す準備をする
タロット占いの独学をするときは、必ず記録を残すようにしましょう。
出たカードを写真やメモで記録し、自分の解釈も記録します。
自分の解釈が当たっていたのか、カードが何を伝えようとしていたのか、後から確認できるので理解が深まります。
オンラインに記録すると見直しやすい
わたしは当時はやっていたEvernoteに記録していました。
今行うなら、自分だけが見れるSNSアカウントを作って記録するのが手軽かもしれませんね。
正直な解釈を記録するために、人に見られない場所に記録を残すのがおすすめです。
タロットの勉強方法
ここではタロットの勉強方法を紹介します。
今日のテーマ・アドバイスをたずねる
タロットの独学をはじめるときは、まず今日一日のテーマ・アドバイスを占ってみるのがおすすめです。
わたしは『タロットバイブル』に紹介されていた、毎日の練習用のスプレッドで練習しました。
毎日の練習は、3枚のカードで「今日のカード」「注意する内面的問題」「気を付けるべきこと」を占うスプレッドでした。
占い方は自由でよいので、2~3枚のカードで一日を占う方法からはじめましょう。
ワンオラクルはおすすめしない
タロットの練習をワンオラクル(1枚引き)からはじめる方法もありますが、あまりおすすめしません。
ワンオラクルでアドバイスだけを受け取っても、それが何に対してのアドバイスなのかわかりづらいからです。
状況を表すカードとアドバイスのカードをセットで引くと、何に対してのアドバイスかがわかりやすくなるのでおすすめです。
4枚引きで占ってみる
毎日の練習でカードの雰囲気に慣れてきたら、テーマを決めて占ってみましょう。
恋愛の今後や仕事の状況など、特定の状況がどうなっていくのかを「過去・現在・未来」で占い、「アドバイス」のカードを1枚加える占い方がおすすめです。
「過去・現在・未来」だけで占うこともできますが、「アドバイス」があることで、自分が取るべき行動がわかりやすくなります。
4枚引きのカードと解釈は記録しておき、実際に未来に何が起きたのかカードと照らし合わせて確認しましょう。
プロの占い師に解説してもらう
ある程度カードの意味がつかめてきたら、プロの占い師に解説してもらうのがおすすめです。
わたしは定期的に占ってもらっていたプロの方に、タロットの勉強をしていることを伝え、カードの解釈も加えながら占ってもらいました。
占いで出たカードをプロの占い師がどう解釈しているのか、実際にカードを見ながら教えてもらえるので、かなり理解が深まりました。
ただし、プロの占い師は78枚すべてのカードで占うので、大アルカナだけでなく小アルカナの意味もある程度理解しておく必要があります。
78枚のカードの意味がなんとなくわかってきたら、解説つきでプロの鑑定を受けてみるのがおすすめです。
タロット講座を受けてみる
わたしがタロットの勉強をはじめたころはなかったのですが、最近はオンラインのタロット講座も充実しています。
独学でタロットを勉強するのに行き詰ったら、タロット講座を受けてみるのもおすすめです。
タロットの解釈は一つではなく、占い師によっても違うので、さまざまな解釈を聞くことでカードの理解が深まりますよ。
ストアカのタロット講座は、手ごろな価格で受講できるのでおすすめです。
オンラインの講座なので、周りにタロット講座を受ける場所がない方にもおすすめですよ。
タロットを勉強したい方にはストアカの講座がおすすめです。
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枚数の多いスプレッドに挑戦する
タロットの理解が深まってきたら、ケルト十字のような枚数の多いスプレッドに挑戦しましょう。
ケルト十字は使うカードが多いですが、読み取れる情報も多いので、使いこなせると便利なスプレッドです。
枚数の多いスプレッドが読めるようになると、占いが「当たっている」と感じることが増えてきますよ。
タロットが上達してきたら?
ここではタロットが上達してきたとき、さらにステップアップする方法を紹介します。
他人を占ってみる
タロットが上達してきたら、他人を占ってみましょう。
このとき占うのは芸能人のような知らない人ではなく、占いの結果が当たっていたか教えてくれる人にしましょう。
友達や身内を占うのが気まずかったら、オンラインでモニターになってくれる人を募集するのがおすすめです。
さまざまな人を占うことで、自分の占いが当たっているのか検証できます。
あまりにも外れているようなら、カードの勉強をやり直しましょう。
知らない間に自己流の解釈になっているのかもしれません。
有料で占ってみる
タロット占いに自信が持てたら、有料で占ってみましょう。
わたしはココナラを利用して、占い師として活動していました。
有料で占いを行うと、占う側も占われる側も真剣さが高まります。
緊張感を持って取り組むと、タロットの理解が深まりますよ。
タロットは独学でも身につく!
タロットは独学でも身につけることができます。
自分で占って「当たった!」と思えるようになると、タロットで占うのが楽しくなりますよ。
みなさんもタロット占いを練習して、当たったときのおもしろさを体験してみてくださいね。