【タロット】愚者(フール)が示す相手の気持ちとは?正位置・逆位置の意味と対策を徹底解説!

タロット
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タロットカードの中でも、特に象徴的なカードの一つである「愚者(フール)」

タロットカードのはじまりのカードである愚者は、時に予想外の混乱をもたらすこともあります。

特に恋愛において愚者のカードが出たときは、注意が必要です。

この記事では愚者のカードが相手の気持ちとして出たときの意味を徹底解説します。

正位置・逆位置の意味と、相手の気持ちが愚者だったときの対策も紹介します。

愚者のカードの一般的な意味

タロットカードの愚者(フール)は、78枚のカードの最初(0)のカードです。

愚者は大アルカナのカードなので、小アルカナのカードよりも重要な意味を持ちます。

正位置の一般的な意味は、「自由」や「無邪気さ」です。

逆位置になると、「無計画さ」や「軽率さ」といった意味が出てきます。

愚者のカードが示す相手の気持ち:正位置

ここでは愚者のカードが正位置で出た場合の相手の気持ちを紹介します。

白紙の状態

愚者が正位置で出たときの相手の気持ちは、白紙の状態の可能性があります。

知り合ったばかりであなたのことをよく知らない状態であったり、知人であっても関心が薄く特に意識していない場合に出てきます。

愚者が正位置で出たときは、白紙の状態であってもこれから関係が進展していく可能性は十分にあるので、落ち込む必要はありません。

何も考えられない

愚者が正位置で出たときの相手の気持ちは、何も考えられない状態の可能性があります。

仕事やプライベートで他に考えなければいけないことがあったり、忙しすぎてあなたに意識を向けられない状態のとき、愚者のカードが正位置で現れることがあります。

あなたへの気持ちが冷めたわけではなく、単に余裕がないだけの場合が多いので、心配しすぎる必要はありません。

自由でいられる/自由でいたい

愚者が正位置で出たときの相手の気持ちは、自由を求めている可能性があります。

あなたといると「自由でいられる」と思っている場合と、「もっと自由になりたい」と考えている場合があります。

どちらが当てはまるのかは、相手の様子や二人の関係性、アドバイスとして出たカードなどから判断しましょう。

愚者のカードが示す相手の気持ち:逆位置

ここでは愚者のカードが逆位置で出た場合の相手の気持ちを紹介します。

恋愛の占いで愚者が逆位置で出たときは、やや注意が必要です。

非現実的な考え

愚者が逆位置で出たときの相手の気持ちは、非現実的な考えを持っている可能性があります。

実現しそうにない夢を抱いていたり、自分勝手な期待をしている可能性があります。

愚者の逆位置には「バカなことを考えている」という意味があるので、現実が見えていない可能性が高いです。

責任を取りたくない

愚者が逆位置で出たときの相手の気持ちは、責任を取りたくないと思っている可能性があります。

愚者の正位置には「自由」という意味がありますが、逆位置になると「無責任さ」という意味が強くなります。

「このまま自由でいたいので、責任は取りたくない・現実を見たくない」と思っている可能性があります。

気持ちがころころ変わる

愚者が逆位置で出たときの相手の気持ちは、気持ちがころころ変わっている可能性があります。

愚者の逆位置には、「安定感がない」という意味があります。

あなたへの気持ちもころころ変わってしまい、一つの気持ちに定まっていない可能性があります。

また、自分でもどうしたいのかがわかっていなくて気持ちが変わりやすい可能性もあります。

相手の気持ちが愚者だったときの対策は?

ここでは相手の気持ちが愚者だったときの対策を紹介します。

正位置の場合

愚者が相手の気持ちの正位置で出たときは、状況によって対応が異なります。

相手と知り合ったばかりのときは、あなたのことをよくわかっていない可能性があるので、相手と親しくなる努力をするのがおすすめです。

相手が忙しそうだったり悩みを抱えていそうなときは、恋愛に意識を向ける余裕がない可能性が高いので、そっと見守ることがおすすめです。

相手がもっと自由を求めていそうな場合も、好きにさせてあげることが大切です。

状況によって対策は異なるので、ほかのカードやアドバイスのカードも参考にして、総合的に判断しましょう。

自分では解釈しきれない場合は、プロに占ってもらうのがおすすめです。

逆位置の場合

愚者が相手の気持ちの逆位置で出たときは、現実的になってもらう必要があるかもしれません。

特にあなたが結婚を意識している場合は、自由な恋愛を続けるつもりはないことを伝える必要があるかもしれません。

また、相手に現実を受け止める余裕がなさそうなときは、時間をかけて見守ることも必要です。

いずれにしても、愚者のカードが逆位置で出たときは未熟さや無責任さが目立つので、対策にも注意が必要です。

焦って責任を取らせようとすると逃げ出してしまう可能性もあるので、今後の関わり方は慎重に決めましょう。

相手との関係を見直すときは、プロの鑑定を受けるのもおすすめです。

自分で占うだけでは気づかない、客観的な視点からのアドバイスをもらえますよ。

まとめ:愚者ははじまりの前のカード

タロットカードの愚者には数字の「0」が当てはめられています。

はじまりを意味する魔術師のカードは「1」ですが、愚者はそれよりも前のカードです。

愚者が出たときはよくも悪くも白紙で、これからの可能性も無限大と捉えることができます。

相手の気持ちが愚者だったとしても、焦らずゆったり受け止めることが大切ですよ。